ベネチアの本当に美味しいレストラン(チケッティ編)
- Umaimonotaberu
- 2019年7月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年8月17日
ベネチアでは朝ごはんや午後のおやつの代わりに、チケッティ屋さん(一口サイズのパンの上におかずを乗せたおつまみ)で腹ごしらえすることが多かった。数ユーロでさくっと食べられるのでお勧め。
ぶっちゃけ各お店にそれほど味に差はないと感じた。創業何百年の老舗からその辺で適当に入った店まで、まあ見たままのお味、という感じ。有名な老舗は午後閉まるケースがあるようで、お昼前10時くらいを狙っていくのが混雑も避けられてよさそう。
どのお店でも惜しいと思うのが、土台のパンがあまり美味しくなかったこと。だいたい作ってからある程度時間がたっており、パンが湿気ている。出来立てのパンの上にのせればさぞ美味しかろうと思うが、そういうものではないらしい。
味の濃いチケッティとワインは、お酒好きの人にとっては最高の組み合わせだと思う。ただ中途半端にお腹を満たすよりは、シーフードやパスタをしっかり食べたい自分としては、まあ無理していかなくてもよいかなという感じ。
【Cantina Do Mori】
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187870-d1034566-Reviews-Cantina_Do_Mori-Venice_Veneto.html
1467年創業らしい。朝10時くらいに行ったが、地元の人と観光客が一組ずつくらいで、混んではいなかった。
内装はまさしく老舗っぽくオシャレ。注文したものはどれもスタンダードに美味しかった。


【All Arco】
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187870-d1088051-Reviews-All_Arco-Venice_Veneto.html
Netflix番組、Somebody Feed Philで紹介されたお店らしい。
朝10時くらいにいくと、地元の人と観光客で結構混んでいる。何とか空いている立ち食いスペースを見つけられた。味は濃いめ。Cantina Do Moriのほうが食べ応えのある具材が多かったと思う。
【El Magazen】
夕方チケッティだけ食べにふらっと立ち寄った。店内は明るくモダンな感じ。
カウンターには多様なチケッティが並ぶ。店構えと同じく、割とモダン風な、色鮮やかなチケッティが多い。

例えば下記左上のチケッティは鶏肉のカレーソース。種類が多い分、上記老舗二店よりも好きだった。

【PreBateo】
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187870-d13966062-Reviews-PreBateo-Venice_Veneto.html
Scalinettに行く途中に一杯やろうと思って適当に入ったお店。このお店が以外にも美味しかった。
お店に入るとすぐにバーカウンターがあり、軽くお酒とチケッティを食べられるようになっている。奥には食事用のテーブルもあり。

チケッティはどれも結構ボリューミー。

満足して出ていたのだが、あとでトリップアドバイザーのレビューをみてびっくり。総合評価2.0で、ベネチア1,337件中1,219位らしい。レビューには「マグロのパスタは恐ろしいものでしたが、まったく味がありませんでした」、「今までみたことあるズッキーニの最も薄いスライスでした」といった罵詈雑言がならぶ。Googleのちぐはぐな自動翻訳もあいまって「絶対ゴミ58ユーロ」というパワーワードも。
恐らくチケッティ以外の皿ものは全然ダメダメなのでしょう。チケッティとワインだけで軽くやる分には全然OKなお店です。
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